胃 ガ ン
発見
18.1.31 K医院で「胃カメラ」検査を受ける。検査順がトップだったから今日は直ぐ終わると思っていたら、検査中に院長の「鉗子」言う声が聞こえたのでギョッとした。胃カメラの取っ手に生検鉗子ワイヤーが差し込まれ組織採取が始まった。食道と胃がつながる噴門部近くなので採取が難しいらしく、空気を何回も吹き込み胃を膨らませ、院長と看護師2名の3人掛かりで30分近くかかって採取が終了した。鎮静剤を使って無かったので苦しく疲れ果ててしまった。空気で腹が膨み大量に屁が出るので検査が終わって直ぐにトイレに駆け込んだ。受付で結果は2週間後に出るので電話で確かめて聞きに来て下さいと言われ医院を出た。胃カメラで組織採取されるのは生まれて初めてだから日一日とお迎えが近づいているのを痛感した。会計2,640円
18.2.27 K医院で「胃カメラ」と「大腸カメラ」の検査結果を聞く。二つとも大きな問題は無ったのだが、胃の組織検査でピロル菌がいると診断された。当医院で2016/12/11(12年前)に検査したときはいなかったのだからそんな筈はないのだが念の為に再検査することにした。常習性のない便秘治療薬「リンゼス」を処方して貰った。会計880+910=1,790円
18.2.28 K医院で尿素呼気試験の「ピロル菌」検査を受ける。会計1,610円。
18.3.22 K医院でピロル菌の検査結果を聞く。問題無いだろうと高を括っていたら陽性で除菌する事になってしまった。3/23から一週間続けて除菌薬を飲んで一ヶ月後の5/8に再検査する。胃カメラで何時も胃が荒れていたからピロル菌が原因だったのだろう。便秘の薬「ツムラ麻子仁丸」も処方して貰った。年明けからもう3ヶ月近く過ぎてしまった。ドタバタしながらエンディングに向かっている。会計880+1770=2,650円。
18.5.9 K医院でピロル菌除治療を受ける。朝食抜きの検査で8:30から始り9:00には終わった。先ずビニール袋に息を吹き込み、次に薬を飲んで20分して再度ビニール袋に息を吹き込み検査終了。検査結果は一週間後に聞きに行く。ピロル菌は感染しないとされているが孫が遊びに来るから心配である。便秘治療薬のコストパフォーマンスを比較した。「リンゼス」一回2錠で65円、「ツムラ麻子仁丸」は一回2袋で57円、「タケダ便秘薬」は一回2錠で31円。割高なリンゼス以外は耐性が付くので今年中には「リンゼス」に移行したい。血圧117。会計1,590円。
18.6.2 K医院でピロル菌除菌結果を聞く。 朝8:30に来院したのだが土曜日だからか1時間半も待たされてしまった。除菌は問題ないだろうと思っていたが失敗で40.7で前回より増えていた。通常90%で治るの筈なのだが余程悪性の菌なのかも知れない。再度胃カメラをすることになり6/19に予約した。何時も胃が荒れていると言われているから難治性のスキルス性胃癌もあり得る。だがスキルス胃癌だったらまた海外旅行に行けるからボケて徘徊するよりは余程ましである。会計710円。
18.6.19 K医院で胃カメラの再検査を受ける。ピロル徐菌が失敗したので再度胃カメラを飲んだ。前回の一ヶ所組織採取では不十分なのか、その周辺を7ヶ所摘まんで6ヶ個所組織採取した。今回はモニタが目の前にあったので胃の中がよく見えた。患部はポリープではなく傷の様な物だった。担当医は院長ではなく別の医師だったが手際がよく問題なさそうな口ぶりだった。10:20受付で11:30に終了し結果は2週間後に出る。両親が胃潰瘍だったから親子して悪性のピロル菌が巣食っているのだろう。6ヶ所も組織採取したから驚きの高額だった。会計6,330円。
18.7.3 K医院の胃カメラ検査でガンが見つかる。1/31の組織検査ではガンは発見されなかったのだが、6/19に疑わしい部分の周辺6ヵ所から組織採取した中の1ヶ所からガンが発見された。僅か半年の間にガンが増殖していた。ガンは胃の上部入り口(噴門ふんもん)近くにあり、治療には内視鏡ESDの第一人者「がん研有明病院」消化器内科のF医師を紹介された。明日7/4に当医院でバリュウム検査をして7/5に紹介状を貰って7/6に「がん研有明病院」に行く。7/6は検査だけで治療方法は来週以降に決まるだろう。治療説明は息子(網木学)に付き添って貰う。03/12/1の大腸がん手術から15年過ぎてまた惨劇が幕開けした。参考サイトに依ればガンの増殖スピードは細胞レベルから末期に至るまで13年とされている。1/18に検査し半年後の6/19に再検査していなければ早期発見出来なかった。…なのでガンを早期発見するには腕の良い医師が半年毎に検査しないと難しいことになる。もし外科手術するとまた5年間も検査通院しなければならないから気が重い。胃ガンの原因はピロル菌とされている。12年前の2006/12/11に当医院で受けたピロル菌検査は誤判定で陰性だった。この時期にピロル菌を除去していれば胃ガンは発症しなかったかも知れない。或いはそれ以前に既に発症していたのかは分からない。2018/5/9のピロル菌除菌は失敗したから頑強なピロル菌である。会計1,210円。
18.7.4 K医院でバリュウム検査を受ける。10:30から検査が始まり40分程で終了した。胃のバリュウム検査は15年振りで苦しさは胃カメラより少ないが、検査台に乗ってバリュウムの白いドリンクを飲み身体を回したり捻ったりするから楽ではない。バリュウム検査でガンの深達度を見ればステージは分かるがリンパ節転移は造影CTでないと分からない。ガンの部位が上部で噴門に近いから、もし深ければ外科手術で全摘しなければならない。息子(網木学)の話では腹腔鏡よりも開腹で全摘の方が完治し易いそうだ。腹腔鏡の手術は医師の技量に依る所が大きいそうで相変わらず懐疑的である。明日紹介状を貰って明後日「がん研有明病院」に行くことになった。会計3,020円。
18.7.5 K医院で「がん研有明病院」への紹介状を貰う。バリュウム検査でガンの深達度が浅かったから内視鏡治療ESDの適用になると言われた。明日に有明病院で更に検査して治療方針は決定されるが、取り合えずは一安心である。内視鏡ESDなら入院期間が短かく腸閉塞の心配もない。会計は無料。
18.7.6「がん研有明病院」で精密検査を受ける。受付開始は8:30だが初めての病院なので豪雨の中を6:00に一人で自宅を出て7:45に病院に着いた。受付で多数の書類を貰って9:00にF医師の診察を受ける。ESDは胃壁(4mm厚)の患部を直径2cm以上で2mm厚まで削り取る治療との説明があった。そのあと採血、内視鏡で患部の組織採取、造影CTの検査を受けた。組織採取は検査台に横になり静脈から鎮静剤を注射をされると直ぐ寝てしまい目が覚めると終了していた。来週7/13の面談で治療方針が知らされる。早期胃ガンでも約10%がリンパ節転移する。もし転移があればESDの適応外となり外科手術による胃全摘になる。その場合は自宅から近いメディカルセンターで開腹手術する予定である。早期胃ガンはリンパ節に転移していてもリンパ節を切除(郭清)すれば転移再発しないから死ぬことは無いと息子が説明してくれた。ESDの入院期間は一週間と短く身体へのダメージが少ない。だが開腹手術は入院期間が二週間以上で身体ダメージが大きく腸閉塞の再発が懸念される。7/13の説明日には息子の嫁さんに付添してもらうことになった。ESDでの治療が決まれば8/9に入院して一週間で退院できる。有明病院はVIP対応なので差額ベッド代が一日\164,000-~\5,000-と超高級ホテル並みである。差額なしの四人部屋を入院予約し会計を済ませ午後4時に病院を出た。庶民でも高度な医療が受けられるから日本は医療先進国である。今回は死ぬ心配は無さそうだから一先ず安心?である。朝から水しか飲んでいなかったが夕食は帰宅してから食べた。会計14,000円。
18.7.13 がん研有明病院で治療の説明を受ける。7:30に自宅を出て9:00に病院に着いた。猛暑日でラッシュアワーと重り疲れてしまった。自動再来機で受付を済ませ、息子の嫁さんと消化器内科の診察待合室の椅子に座って待った。10:00の予約だったが10:30に診察室に呼ばれF医師から説明を受ける。検査結果に問題は無くESDで患部を直径2cm剥離切除する。切除後は患部が胃潰瘍になるが一週間入院すれば完治すると言われた。入院までは胃腸薬ネキシゥムカプセルを朝食前に服用する。外科手術しないから腸閉塞の心配が無く早期に退院できる。退院後は通院の必要は無く、今まで通りにK医院で定期健診を続ければ良い。ピロル菌の除菌が失敗しているから2ヶ月後にK医院で再除菌する。来月8/13に入院して8/14に剥離切除することに決まった。一週間程入院するが8月のお盆時期なので避暑気分で静養したい。会計1,090円(薬代のみ)
ESD
18.8.13 入院 胃ガン治療でがん研有明病院に入院。カミさんと連れだって自宅を8:30に出発。10:00に病院到着。入院受付で30分待って7階西病棟703号室の2に入った。入院計画書には「手術内容胃粘膜切除 担当主治医J.F 担当看護師A.O」と記されていた。通路側の無料ベッドを希望したが空が無く窓側の差額ベッドになった。窓側だが海は見えず空と大きな壁、ユリカモメの電車、ホテルらしきビルが見えるだけで見晴はよくない。明るさ以外に特筆するものは無く差額ベッド代一日5000円は高額な気がする。だが談話室や廊下が広く病院全体の環境を考えれば妥当な額だろう。むしろ無料の方が安過ぎると言える。交渉すれば通路側の無料ベッドが空けば移してくれるらしいから長期入院なら交渉した方が良い。市立病院と違い病棟の西と東で治療部位が胃と大腸に分かれていてる。市立病院で毎朝行われる外科部長を中心に医師と研修医が集まってゾロゾロのセレモニー回診は無い。退院間際まで毎朝担当医が回診してくれる。病院全体がこのような体制なのだろう。入院時の身長は163cm弱で以前より更に縮んでいた。体重は54.7kgだった。トイレは各病室と廊下にある。今日は小水が十数回も出て困った。シャワーを浴びたが市立病院と違って無料の石鹸は無かった。レンタルパジャマに着替え昼食をたべる。昼食は普通食だったが夕食は重湯だった。慎重を期して何れの主食も1/3しか食べなかった。差額ベッドなのでテレビと冷蔵庫が使える。市立病院ではダメだったスマホの充電やパソコンの使用はOKだがオープンWi-Hiは無く個室でないとスペース的にパソコン使用は無理である。夕方20:00にF医師が来て明朝8:45から手術を始めると言った。F医師は普通のオバサンのような人でとてもESDのスペシャリストには見えなかった。夜は21:00に消灯。隣の爺さんのイビキが酷く耳栓を持って来て助かった。入院用に買った腕時計ルミノックスの夜光が光っていた。
18.8.14 ESD 朝8時過ぎにカミさんが来る。パジャマを着替え8:40看護師に連れられて内視鏡受付に行く。内視鏡室に入り治療台に横になる。点滴を受け電気メス電極を背中に貼り鎮静剤を注射されると直ぐ意識が無くなり目が覚めると切除は終わっていた。意識がもうろうとして看護師に連れられて病室に戻る。二時間位過ぎていたから切除時間は一時間であろう。F医師ともう一人の医師が写真を持ってベッドまで説明に来た。想像していたより広範に深く切除されていた。切除標本は組織検査を行い2~3週間後に結果がでる。成功率は85%で、もし病変の深さが粘膜下層に浸潤(しんじゅん)していた場合は外科手術で胃全摘になる。写真を見るとガンの部分は色が少し赤く変色しているだけで素人目には分からない。腕の良い内視鏡医に診てもらわないと早期発見は無理だと思われる。息子から胃に穴が開かなかったかと心配して電話があった。今日中は看護師が付き添わないとトイレに行けないし部屋の外にも出られない。幸い小水は余りでなかったがウンコが出ないのが心配。胃薬の点滴してパリエット錠10mgを飲んで寝たが胃が少し痛んだ。
18.8.15 朝食前にF医師にESDの詳しい説明を受けた。ESDとは内科医が胃カメラでガンを円形に薄く剥離する手技である。ガンの範囲は17mm、切除した患部の直径は4cmで出血があったので血管をクリップで止めたと言った。直径10cmも切除する場合があるそうだ。少しお腹を押して大丈夫と言った。体温が37.2℃に上がっていた。採血があった。夕食前にF医師が来て血液検査で炎症があるので夕食は中止にしたと言った。息子から日曜日に孫を連れて見舞いに行くとのメールがあった。孫の顔を見れば回復も早まるだろう。カミさんが来た。担当看護師のAOさんが身体を拭きに来てくれた。色白で眩いほど可愛い人である。パジャマを着替える。今夕21:00から室外に出られる。相変わらず隣の爺さんのイビキが酷い。大部屋には耳栓必携である。
 ESDは内科医が胃カメラでガンを剥離する手技である。厚さ4mmの胃壁を2mmの厚さでガンを剥離する。直径は最大10cmで合併症は穿孔(せんこう)と出血である。
 赤く炎症した小さな点が「ガン」(左上)で胃壁がピロリ菌に侵され全体にただれている。ガンの周囲に白い点を付ける(右上)。分かり易いよう青に着色する(左下)。ガン患部の粘膜を剝がす(右下)。
 剝がした粘膜と胃壁が血管でつながっている(左上)。患部を剝がした後の胃の内壁(右上)。出血したので血管を血止めクリップで挟んだ(左下)。ガンの直径は17mm 剝離直径は40mmである(右下)。成功率は90%だが患部を組織検査するとガンが粘膜下層に侵襲していたので外科手術で胃を切除することになってしまった 。
18.8.16 朝食前にF医師が来て平熱に下がったので食事を出すと言った。今日からシャワーが使え室外も歩けるから楽になった。同室の患者が眠れないと言っていたが、イビキと歯ぎしりの合唱だから無理もない。最上階の12階まで行って見た。特別室と緩和病棟があった。緩和病棟はオーシャンビューらしい。16:40にシャワーを浴びる。夕方F医師の助手さんが来て検査結果が9/6(木)15:10に出るから外来に来るようにと言った。審判の日が決まり成功率90%を享受できるよう祈った。夕食に重湯が出た。豆腐以外は流動食で重湯を半分、副食は全部食べた。ウンコが出ないので心配。病室のメンバーが入れ替わってイビキが静かになった。
18.8.17 朝F医師が来て体調が良いから8/20に退院できると言った。一安心である。毎日口の中のチェックがあり、お局看護師に舌苔(ぜったい)があると言われた。8/22に予約した歯医者で診て貰うことにする。次の日は言われなかったから消えたのだろうか?。昼食後にウンコが出た。固くて出難かった。F医師に排便は力まないでと注意されたのだが…。胃からの出血が無いのを確認するため退院まで看護師にウンコを見て貰う。カミさんが来た。昨日縄文杉登山のトレーニングに高雄山に登ったそうだ。シャワーを浴び夕食を食べて寝た。隣のベッドは空いたが向かいの爺さんのイビキが酷く耳栓は必携。
18.8.18 土曜日は回診が無い。食事をしてゴロゴロしているだけなのでボケそうである。替えのパンツが無くなったのでシャワーを浴びるとき手洗いしてコインランドリーで乾かした。30分100円だが余り乾かなかったので手拭いかけに掛けて干した。同室の患者は常に痛みがあるようで毎日痛み止め薬を数個と睡眠薬を貰っている。市立病院に腸閉塞で入院した時は下剤以外の薬は全く貰えなかったから治療方針が違うのだろう。入院当初に看護師から睡眠薬が要りますかと聞かれたが薬がルネスタだったのでベンゾジアゼピン依存症になるから遠慮した。
18.8.19 朝、体重測定があり51.7Kgだった。入院時は54.7Kgだったから3Kg痩せた。ウンコが出ていないのになぜ痩せるのか不思議だ。主食のお粥を少ししか食べて無いからだろうか。隣のベッドに患者が入った。昼食後にウンコが少し出た。僅かでも出るとスッキリする。息子が孫と嫁さんを連れてお見舞いに来てくれた。川崎に住んでいるので有明までは近い。切除結果が×の場合は有明で外科手術して北浦和病院で経過診察をして貰うことに相談がまとまった。外科手術しても孫を連れて来年のスキーには行ける。
18.8.20 退院の朝、F医師が来て黒いウンコが出たら胃から出血しているので直ぐ病院に来るようにと言った。そして次回9/6に外来に来て下さいと言った。担当看護師の可愛いAOさんが来てくれた。大腸がん治療記をプレゼントすると、胃ガン治療も本にするの?と聞かれたので死なないと本は売れないからしないと答えた。内視鏡切除の成功率は90%でもしダメだったらまた来るからと話したら、困惑してそれは困ると言った。このホームページを紹介したが見てくれているだろうか…。朝食を食べるとウンコが出た、看護師に見て貰い退院日は出血していないのを確認した。10:00にナースステーションへお礼を言って会計を済ませ一人で病院を出た。自宅に帰って退院証明書を見ると転帰に「治癒に近い状態」となっていたからF医師の所見はセーフだった。会計105,180円。
18.9.6 有明病院でESDの組織検査結果の説明を受ける。15:10からF医師の説明を聞いた。ガンの直径は17ミリで絶対適応病変に適合し治癒率は95%とされている。しかし結果は粘膜下層のリンパ管にガンが及んでいたので5%の外科手術適応になってしまった。このまま放置すると10%の確率でリンパ節に転移し死亡するらしい。85才以上の患者には手術しない選択肢もあるが貴方の場合は手術を勧めると言われた。質の悪いガンのようなので迷わずお願いしますと答えた。手術は外科部長のH医師に腹腔鏡で執刀してもらうことになった。ピロル菌の除菌薬ボノピオンパックを処方してもらい、別の部屋に移って若い外科医から手術手順の説明を受けた。9/10の10:00から諸検査を受け、14:00に外科部長H医師の術前説明を受けることになった。入院は9/19、手術は9/20、入院期間は術後9日と言われた。説明のあと採血など諸々の検査を受け会計を済ませ16:30に病院を出た。今日は早く帰れると思っていたが仕切り直しになってしまい「確率は当てにならない」とボヤキながら帰宅した。外科医からはステージⅠと言われたが実際に胃のリンパ節を取って組織検査しないと分からのではないかと息子に聞くとその心配はないそうだ。一先ず安心したが「ステージⅠ」の5年生存率は90%だからまた転移再発の検査に追われる年月が続くのは憂鬱である。ガン検診を町医者でなく有明で受けていれば粘膜層に止まった「ステージ0」で発見出来たのだろう。息子は当初から開腹全摘を勧めていたが広範囲に切除するとガン切除の成功率は上がる。だが有明病院ではダンピング症候群が生じるので全摘はしないとしていた。会計7,080+1,150=8,230円。
18.9.10 有明病院にカミさんと息子の3人で術前説明を聞きに行く。10:00に着いて薬局へ行き普段頓服している睡眠薬ベルソムラを入院中に服用する許可を得た。これでうるさいイビキと術後の痛みから逃れられる。次に鎮静剤を使った内視鏡検査を受ける。待合室に入ると10部屋のドアがあり検査医全員の内視鏡指導医と示された名札が掛かっていた。鎮静剤で頭がボンヤリしたままエコー検査を受けた。その間にカミさんが入院予約手続きを済ませる。今回は窓際の5000円の差額ベッドを予約した。待ち合わせた息子と3人で14:00から外科部長H医師の術前説明を受ける。現状はガンが粘膜下層「ステージⅠ」程度に止まっているがリンパ節転移「ステージⅢ」する可能性は17%1/5人と言われた。手術の方法は腹腔鏡下幽門保存胃切除で幽門側(下)を1/8、噴門側(上)を3/8残しガンのある中央部の1/2を輪切りに切除し残った上下の胃袋を縫合するので胃袋が1/2に縮小する。息子が言うにはこの手術は切り取った胃を小さな穴から外に取り出すのが難しくH医師でないと出来ないのだそうだ。何かの縁で息子がこの手術の見学を許されたから将来的に役に立つだろう。胃ガンの「ステージⅠ」の生存率は90%だが「ステージⅢ」50%で抗がん剤治療の対象になる。そうなると経済的にも厳しいから何とか「ステージⅠ」で収まって欲しい。合併症の説明を受け息子が腸閉塞の手術をしたと伝えてくれた。これも手術に影響するらしい。15:20から造影CT検査、バリュウム検査、介護面談、術後体力のリハビリ指導を受け会計を済ませて16:30に病院を出た。朝から飲まず食わずで帰宅し夕食をたべた。国立がんセンターのHPによればに胃ガン検診の死亡率減少効果はバリュウム検査には相応の根拠があるが胃カメラ、血液検査、ピロル菌の検査には効果が認められない記とされていた。ガン検診とはその程度のものなのだろうか…。会計14,420円。
  術前説明書。
 今はステージⅠの予想だがステージⅢのリンパ節転移は5人に1人の割合で生じる。切除範囲は胃の上下を残して真ん中辺りを半分切除する。合併症を起こさない様に寝る以外は座っている。
手術
18.9.18 入院。カミさんと自宅を8:30に出発。有明病院に9:45に到着。検尿、HIV検査同意書付きの採血をして、7階の西病棟705号室の窓側のベッドに入った。前回は703号室だったが今回は眺めが少し変わって東京ビッグサイト(東京国際展示場)のアートな建物が良く見えた。入院計画書には「手術日2018/9/20 LDG(腹腔鏡下幽門側胃切除術) 担当主治医 N.H 担当看護師M.K」と記されていた。昼食後にレントゲン、リハビリ(体力測定)。今日から毎日コーチ2(肺機能改善訓練器)でトレーニングする。一日4回の歯を磨きで舌苔(ぜったい)を除去する。入院前に歯科医院で舌苔除去の指導を受けたが改善されなかった。口腔が不潔だと肺炎なると言われた。昔から毎食後に歯磨きをし入れ歯は無いのだが舌苔は消えない。シャワーを浴び夕食を食べる。夜に看護師AOさんと懐かしの再会をした。HPは見たが本は半分しか読んでないそうだ。睡眠薬ベルソムラは貰わなかったがイビキ無しの静かな病室で直ぐ眠れた。だが静かなのは当夜だけでその後は耳栓無しではとても眠れなかった。
18.9.19 体重53.3Kg。朝昼5分粥、夕流動食。21時以降は経口補水液アクアソリタを飲む。昼食前に下剤ピコスルファート10mgを一本飲む。就寝時に10回もトイレに行った。リハビリ室に備えてあるコーチ2で400ccまで吸えた。体成分分析装置での身体測定で全項目基準値内の低位に収まっていた。麻酔説明で手術時間は5.5Hと言われた。持参した安全カミソリで髭を剃る。担当看護師MKさんに術前処置でお腹の毛を剃ってもらった。売店で手術用品の紙パンツ等を買う。夕食前に執刀医NH外科部長が回診に来てくれた。夜間担当看護師は若いMさん。術後夜間の睡眠薬はアタラックスPだと教えてくれた。睡眠薬ベルソムラ10mgを貰って飲んで寝た。
18.9.20 手術。8:10に若い看護師Mさんに案内され手術室に向かう。息子さんはと聞かれたので手術室にいると答えるとMさんは?な顔をしてた。カミさんは外で待つように言われた。手術室は予想外に狭くテレビドラマのとは全く違っていた。辺りを見回したが息子と執刀医の姿はなかった。手術台に横になり点滴を受け麻酔が始まると即意識が無くなり気が付くと病室のベッドに寝ていた。側に息子とカミさんが立っていて息子が「無事に終わったよ」と言ってから二人は帰って行った。後から手術は午後1時半頃に終わりで目覚めたのは3時過ぎだったと聞いた。その夜は睡眠薬アタラックスPの点滴を受けて寝たが途中で息苦しくなり目が覚めた。淡が喉に詰まりそうでナースコールを押そうとしたが身動きできなかった。
18.9.21 起きて少し歩いた。息子からメールがあり手術室で撮った執刀医NH外科部長と息子が並んで写った写真が届いていた。巡回して来た看護師のMKさんとAOさんに写真を見せたら驚いていた。体重を測ると56.3Kgで+3Kgになっていた。看護師AOさんが点滴で小水の出が少ないからと言った。顔も浮腫んでいるらしい。普段は頻尿なのに腎機能が悪化したのだろうか…。リハビリの人に連れられて病棟内を一回り歩いた。病院近くのアパートに住んでいるがセキュリティが悪く心配だと話していた。この夜もアタラックスPで寝たが前夜と同じく淡が絡んで息苦しく目が覚めた。身体を動かせないから恐怖である。更に身体が痒くなり夜間巡回の看護師に身体を拭いて欲しいと頼んだが別に如何もなっていないと言いつれなく去って行った。如何にも我慢できないので点滴棒につかまって洗面所まで何とかたどり着き手拭いで身体を拭いた。背中も拭こうとしたが背骨の点滴チューブが当たって拭けなかった。だが痒みは少し収まったので寝入ることが出来た。以前大腸ガンで手術した市立病院では痒くなった時にパジャマをタオル地に変えてくれた。レンタルパジャマは化繊らしく乾燥肌の私には不向きである。アレルギーを聞かれた時に化繊の衣類は着られないと言えば良かったのだろうか…。
18.9.22 起床して淡を出すと息苦しさは大分よくなった。だが、咳き込むと体が飛び上がるほど痛むから恐怖である。体重56.7Kgで安定している。ガスが出た。お茶とジュースが配られた。寝不足で頭がボンヤリする。AOさんに車椅子を押して貰い2階のレントゲン室まで撮影に行った。神奈川県の出身で病院の寮から通っていると話してくれた。寒かったので掛け布団を一枚追加して貰った。アタラックPは怖いのでベルソムラを貰って飲んで寝た。効きは余り良くないが息が詰まることは無い。夜間の痒みは大分収まっていた。
18.9.23 朝食が出た。胃潰瘍薬パリエット10mgを毎朝一錠飲むことになった。動くと痛いが昨日までの焦燥感はない。背骨の痛み止め点滴が外された。午後に息子家族とカミさんが見舞いに来てくれた。みんなで並んで記念写真を撮った。息子の上司Mさんからバスタオルが贈られて来た。それをタオルケット代わりに使うと快適だった。尿パックが外されその後6回も続けてトイレに駆け込んだが紙オムツを履いていたから安心だった。睡眠薬ベルソムラ10mgと痛み止め薬ロキソプロヘン60mgを貰って飲んで寝た。
18.9.24 夜間に点滴が一時中止になっていたのを気づかずにトイレに起きると点滴のチューブが外れていて大慌てした。気分が悪く何時治るのだろうかと不安になった。痛み止め薬ロキソプロヘン60mgは要らないと思い飲まずに寝たら夜中に痛くなり貰って飲んだがなかなか効かなかった。
18.9.25 体重54.9Kg。昨夜は痛くて眠れなかった。夜中に咳き込み激痛で涙がでた。朝はボンヤリで気分が良くない。だが昼食はお粥以外は全部食べられたから回復してるのだろう。点滴とドレインの管が外れて楽になった。主治医のN.H外科部長が回診に来て何の問題も無いと告げた。だが前回のESDだったから病理検査結果が出るまでは安心出来ない。リハビリ室でコーチ2を吸っていると咳き込み激痛でリハビリは途中で中止になった。夜間に男性看護師YMさんが来たが医師以上に手際が良い。痛み止めは6時間隔きでないと飲めないから16:00に飲んだ。睡眠薬と痛み止めは毎晩飲むことにした。
18.9.26 体重54.2Kg。ウンコが出ずお腹が張って寒気がして気分が悪い。昨年4月に持病の腸閉塞が再発し2m近いイレウス管を小腸まで入れ12日間も市立病院に入院した。その時の症状に似ている。慌てて散歩と体操を長めにすると少し良くなった。カミさんに羽毛チョッキを持って来て貰う。シャワーを浴びる。20:30に美人看護師H?さんに下剤センノシド12mgを2錠貰って飲んで寝た。
18.9.27 体重53.8Kg 朝採血があった。下剤を飲んで17時間後の13:40下痢状のウンコが出る。レントゲン撮影があった。その後更に大量のウンコが出てスッキリした。シャワーを浴びて喜んでいたらS医師に肝機能の値が悪いので明日採血すると言われギョッ!とした。若い看護師Mさんにレントゲンで胃に残留物が残っているから食べて直ぐ横になってはいけないと注意された。栄養士さんに退院後の栄養指導を受けた。夜間はAOさんの担当だった。ウンコが出たので狸のようだったお腹の張りがなくなり160近くあった血圧も130に戻っていた。今まで腸閉塞になり掛けていたのだろう回復して良かった。…だが余りのご難続きに我が身の不運を嘆いた。
18.9.28 体重53.1Kg 久しぶりの快晴で遠くに風力発電の風車が良く見えた。朝食後に採血とレントゲンがあった。昼食後に若い医師が来て9/30の退院が決まった。血圧が130以下に下がっていた。
18.9.29 体重52.7Kg 夜間に若い看護師Mさんが巡回して来たので明日退院するとお礼を言った。昼に下剤センノシド12mgを2錠飲むと夜間に大量のウンコが出た。
18.9.30 退院。体重52.2Kg 朝食後にドレイン穴の抜糸をして退院した。日曜日なのでナースステーションに人影は少なかった。みんなにお礼の挨拶をしたがAOさんの姿は無かった。これから経過観察で5年間有明に通うが退院療養計画書には主治医N.H 看護師A.Oと記されていた。次回外来日10/15の病理検査結果次第で残り少ない人生が更に短くなる。リンパ節転移が無ければ5年生存率90%、有れば50%。今は神のみぞ知るである。
病理検査
18.10.15 体重52.4Kg 息子の嫁さんと同伴で診察を受けに行く。自宅を7:00に出て有明に8:30に着く。採血とレントゲンをして10:00に待ち合わせた嫁さんと一緒に外科の診察室に行く。10:15の診察予定だったが先にリハビリ室に呼ばれ運動機能測定をした。握力と歩行スピードは術前と同じだった。11:45にN.H外科部長の診察が始まり切り取った胃の標本写真を見せながらリンパ節転移は無く「ステージ1a」と知らされた。息子さんも心配しているでしょうと言って嫁さんに病理検査結果の詳細を記したプリントを渡してくれた。K医院にもお礼状を持って行って下さいと言われた。K医院に有明病院を紹介して貰ったのには感謝するが、毎年K医院で胃カメラ検査し今年の1/13に疑わしいと思ったのだから、その時点で有明病院を紹介して貰えればESDで完治し命の恩人として感謝した。だが半年も過ぎた7/3に疑わしい周辺から6カ所も組織採取しなければガンを発見出来ない医療レベルの低さには呆れるばかりである。発見出来たのは運が良かっただけでもう少しであの世に行く所だった。ステージ1aは裁判で言えば執行猶予判決に近いから神のご加護に感謝である。ESDは成功と同時に治療終了だが外科手術は5年間も経過診察に通院しなければならない。次に入院していた7階の病棟で栄養士さんから栄養指導を受ける。体成分分析装置で測ると手術前の値と大差なかった。レントゲンで胃の中に残留物があるから一度に沢山食べないようにと言われた。化学療法が無くて良かったですねと言われ、副作用の強い抗がん剤治療から逃れられたのを再認識し安堵した。食事メニューのカラープリントで簡単な説明を受け栄養指導は終わった。隣のナースステーションに立ち寄ったが昼食時間なのでお世話になった看護師さんは誰もいなかった。無事に退院できたお礼を言おうと思ったのだが又の機会にしたい。一階で会計を済ませ12時半に病院を出た。今後5年間ここに通うのだが周辺ではマンションや公園の工事が行われていた。これから林立するであろう新しい高層ビルと老いて行く自分の姿を連想しどうか再発しないようにと祈りながら帰途に就いた。次回診察は12/10。会計139,460円(入院費)+4,470円(診察)=143,930円
経過観察
18.12.10(診察)体重52.3Kg 術後2回目の診察を受けた。前回と同時刻に自宅を出る。電車は相変わらずの超満員すし詰め状態で45分を過ぎた頃に前の席が空いたので座った。若い頃は満員電車で通勤していたが70過ぎの爺さんにすし詰め電車は辛い。乗車時間は一時間で徒歩を含めると一時間半だから混んでなければ問題無いのだが…。8:15に病院に着き自動受付を済ませ採血の順番待ちをした。9:00に採血が終わり10:45の診察まで待った。何故かスマホがネットに繋がらないので慌てていじり回していたら10:15に呼び出しがかかり中待合室に入った。H外科部長は外勤でI医長の診察を受けた。アルブミン(4.4)と腫瘍マーカー(CEA 2.6 CA19-9 3.1)が正常値で問題なしだった。来期からH外科部長が北里順大病院に転勤するので次回19/3/11の診察が終われば、その後は19/9/3に東京駅近くのMクリニックでH外科部長の診察を受ける予定になった。今回はステージ1aでの診察だから余り心配していなかったが問題無いと言われ改めて安心した。愚痴になるがESDで完治していれば長期通院しなくて済んだ。安易に町医者のガン検診を受けステージ0で発見出来なかったのが敗因だがまあ仕方なかったのだろう。次にリハビリ室に呼ばれ体力測定を受けた。結果は入院時の状態に戻っていたから体力測定は今回限りで終了になった。室内で大勢の患者がエアロバイクのペダルをこぐ姿を見て3ヶ月前の自分を思い出した。理学療法士の方々にお礼を言ってリハビリ室を出た。今期限りで有明病院を離れるので入院していた7Fの病棟を覗きに行った。幸運にも若い看護師Mさんに会えたので化学療法は免れたと伝えお礼を言った。残念ながら看護師A.Oさんの姿は無かった。逢うが別れの始めだが術後の辛い時期をサポートしてくれた方々に感謝し後ろ髪を引かれる思いで病棟を離れた。ESDで8/13~8/20まで入院し再度外科手術で9/18~9/30まで入院したから通算21日間も入院した。今年は多難な年だったが何とか無事に生き延びられ幸運だった。会計を済ませ病院を出て師走の風に吹かれながら有明駅に向かった。会計3,030円 
・高額療養費支給決定通知 診療年月H30/7 決定年月H30/11/30 支払金額5,572円 ゆうちょ銀行
・ガン参考サイト 70才以上の抗がん剤効果 胃ガン切除範囲 75才以上の胃ガン手術 早期胃ガン

19.3.11(エコー 1回目 診察)体重52.5Kg 術後3回目の診察を受けた。前回と同時刻に自宅を出る。電車は相変わらず超満員のすし詰め状態で後期高齢目前の74才には辛い。捕虜収容所に向かう列車のような過密電車に通勤者は騒ぎもせずよく耐えて乗っているから感心する。この人々が日本の経済を支えているから感謝感謝である。病院に着き自動再来を済ませ採血室に行くと私同様ババ(癌)を引いた人々で混雑していた。採血を済ませ10時から超音波検査を受け上半身を検査プローブで15分位診察した。胃外科のI医師の診察は11時から始まりガン転移の心配は無かったが、血液検査でCRP値が6.84(>0.14)と高く何処か具合が悪かったら近くの内科を受診して下さいと言われた。肝臓周辺を超音波検査したからすい臓ガンなどの心配は無さそうだ。昨日は74才の誕生日だったが腸閉塞の前触れと思われる激しい悪寒に襲われた。救急車を呼ぼうと大騒ぎしたが一時間位で収まった。次回から執刀医H医師に診察を引き継いで貰うので紹介状を貰って3/15 14:00に東京駅近くにある三井タワークリニックを電話予約した。今日限りで有明病院から離れるが思いがけずにも看護師A.Oさんと再会した。突然だったので言葉数は少なかったが覚えていて貰えて嬉しかった。ESDと手術で連続入院した患者は少ないだろうが辛い思い出も過ぎてしまえば懐かしい。帰宅すると昨日からの疲れが出て昏睡状態で爆睡した。会計3,840円。

高額療養費支給 H30/12/28 入金19,146円 ゆうちょ銀行

高額療養費支給 H30/12/28 入金1,900円 ゆうちょ銀行


有明病院支払明細
ESD 119,180円 8/13~8/20=7日間入院
外科 165,430円 9/18~9/30=12〃
合計 284,610円 7+12=19日間入院
高額医療払い戻し 26,618円
支払284,610円-高額戻26,618円=差引257,992円
支払い総額=257,992円
(差額ベッド費 5000円×19日=95,000円)
胃ガン定期検査(三井タワークリニック)
19.3.15(予約)東京都中央区にある三井タワークリニックに次回診察の予約に行った。神田駅から徒歩10分にあり、周辺は三越デパートなどの高層ビルが林立し探し当てるのに苦労した。14:00にH医師の診察を受け次回は半年後の9/13の9:00からCTと胃カメラ、ピロリ除菌効果判定をすることになった。H医師は北里大外科の教授に昇格しておられた。通院は自宅から一時間で楽だが朝のラッシュは避けられないだろう。半年も先の予約なので忘れないか不安だがそれまでは取り敢えず安泰?である。日本橋三井タワー5Fの一角にある立派なクリニックで診察料が高のでは?と心配したが安価で安心した。会計560円。
術後1年経過
19.8.30(胃カメラ失敗)もう半年過ぎた。バカ食いすると嘔吐するので体重は51~52Kgに下がったが、食後に少し胃もたれする位で体調は良好である。雨傘をさして自宅を7:00に出た。満員電車の快速を避け各停に乗ったが40分も立ち続けクリニックに着いたのは8:15だった。クリニックは神田駅から遠いから所要時間は有明病院と大差ない。着いたら早々に血圧測定があり何故か103と低かった。採血を済ませて胃カメラ室に呼ばれ診察台に横になった。有明病院と異なり簡単な喉麻酔をしてマウスピースをくわえ胃カメラ検査が始まった。色鉛筆位の太いケーブルなので食道を通過中は超苦しい!更にカメラが胃の中に入るとDrと看護師が何やらマズイような会話をしたので最悪の事態が到来したと覚悟した。そして組織検査のワイヤーを入れるのだろうと思ったら「検査出来ない」と言われ胃カメラが抜かれた。そんなに最悪な状態なのかと放心していたら胃の中に食事が残っていて「観察不良と逆流性食道炎」と告げられた。胃カメラ写真には昨日18時頃に食べたヨーグルトと納豆らしき白い固まりが写っていた。暫く待ってH医師の診察説明を聞いた。胃を切除すると動きが悪くなり30%の患者はこのような状態になると言われた。4日後の9/3(火)に再度胃カメラ検査を行うことになり処方薬エリスロマイシン(胃腸の蠕動運動を刺激する薬)を3日間服用し前日は流動食をたべて来るようにと言われた。術後一年で元の胃に戻ると聞いていたしヨーグルトと納豆は胃に良いと思っていたが二つ共間違っていた。毎度ながら我が身の不運に呆れ次回は無事クリア出来るようにと祈りながらクリニックを出た。会計5730+薬340=6,070円。
19.9.3(胃カメラ 1回目)前日はカロリーメイト、牛乳、トマトなどを食べ、夕方は冷房のない太極拳教室で2時間練習し炭酸水と牛乳を飲んで寝た。朝はコップ1杯の水を飲み7時に自宅を出た。快速に乗ったが電車が遅れ8:10に東京駅着いた。東京駅からスマホ頼りに歩き8:30にクリニックへ着いた。予約時間より一時間も早く着いたが9時前に呼ばれ血圧を測ったら105だった。直ぐに胃カメラ検査が始まり診察台に横になった。Drと看護師は前回の人と違っていた。胃カメラが食道を通る時は苦しいが胃の中に入ると差ほどでもない。有明病院は鎮静剤を使うから目が覚めたら終わっているが、クリニックでは終わるまで緊張の連続である。モニターが少し見えたので上目使いに眺めたが何やらが鮮明に映っていた。そして鉗子ワイヤーが入れられ組織を採取された。ヤッパリ駄目かと気落ちしたが「再発や悪性の物は無い」と言われたので取り敢えず安心した。診断書には萎縮性胃炎、食道裂孔ヘルニア、逆流性食道炎、胃術後と書いてあった。チラリと写真を見せてくれたが食道と胃のつなぎ目辺りが酷くただれていた。今日は組織採取があったのでピロリ菌検査は9/9(月)9:00に延期された。ピロリ菌検査の前日は胃カメラと同じ流動食をたべるのだが、この日は太極拳のイベントに参加するから忘れないか心配である。当日の朝は水だけOKになっている。9/13(金)は9:00からCT検査がある。これをクリアすればあと半年は検査しなくて良いのだが…。高齢者が老い先を心配しても始まらない、残された日々が平穏に過ごせるようにと祈るだけである。会計5,100円。
19.9.9(ピロリ菌検査 台風で中止)昨日からの大型台風到来のニュースで今日は電車が止まると報じられていた。ネットには10:00に運転再開予定とあったのでクリニックに行く用意をして浦和駅まで行った。猛暑の駅前は大勢のサラリーマンで溢れていた。人をかき分けて前に進むと改札口は閉まっていて運転再開通の通しが立っていないと書かれた看板が下がっていた。みんな押し黙って運転再開待っているからサラリーマンは根性?があるな~と感心した。お付合いできないので早々に帰宅しクリニックに状況を説明してピロリ菌検査を明日に変更してもらった。昨日は流動食、今日は朝食抜きで昼夜流動食だから暑いさなかに老人には過酷である。部屋を暗くしてクーラーを掛けシャワーを浴び横になった。昨日の太極拳イベントの参加疲れが出たのか午後から寝込んでしまった。
19.9.10(ピロリ菌検査)電車の遅れに備え自転車に乗って6:45に家を出た。今朝も朝食抜きだが余り食欲もなかった。浦和駅に着くと昨日の騒ぎは嘘の様で何事も無く通常運転していた。電車は座れなかったが差ほど混雑していなかった。長距離区間の電車は混雑が続き折り返し運転てしいたらしい。8:15にクリニックに着いたが早過ぎて未だ受付していなかった。8:30に受付を済ませ10分程してピロリ菌検査に呼ばれた。検査は尿素呼気試験法で行われ看護師さんの指示でポリエチレン製の小さな袋に息を吹き込み、次にユービット錠100mgを一錠飲み、少し横になってもう一度同じ形の袋に空気を吹き込んだ。そのあと9/13のCT検査の説明を受けた。当日は朝食抜きで8:30までに来院し前日は普通食をたべてよい言われた。造影CTの検査なので8/30の採血結果は腎機能が許容範囲内だった。CT検査当日に全ての結果が出る予定だが次週9/20になるかも知れない。今日は腎機能が許容範囲内なのでマアよしとしよう。9:45にクリニックを出て11:30に帰宅した。台風一過の猛暑が身に堪え前日同様寝込んでしまった。会計1,140円
19.9.13(CT 1回目 診察 ピロリ除菌成功)今日は胃ガン術後1年の定期検査日である。珍しく肌寒いので薄いウンドブレーカを着て自転車に乗り6:30に家を出た。電車は遅延なしで東京駅に着いた。相変わらず道順が分からずスマホ頼りに20分歩いて8:00に三井タワービルに着いた。ビル内のベンチでクリニックが開くのを待った。このビルの来訪者らしい人が2~3人座っていた。8:30に受付を済ませ直ぐに血圧を測って着替え室に案内され緑色の診察着に着替えた。造影CTをするので点滴しますと看護師さんに言われ検査台に横になった。造影CTの点滴注射針は太いから上手く入らず3人掛かりでトライしたが駄目なのでH医師が直々に刺して成功した。CTの点滴は右腕と決まっていて5~6回も失敗したから腕は絆創膏だらけになってしまった。CT検査は10:15に終わり11:00まで待ってH医師に結果を聞いた。胃カメラ、ピロリ菌、CT検査に異常は無く今後も100%再発の心配は無いと話してくれた。過食すると胃の詰まり感があるのはダンピングを防ぐために意図的に流れ難くしてあるのだそうだ。ピロリ菌がいなくなったからか長年取れなかった舌苔(ぜったい)が今は綺麗に無くなっている。萎縮性胃炎は治ってないからこれは体質なのだろう。腎機能のクレアチニン値が1.12で要注意となっているが造影CTを受けられたからそれ程問題ないのだろう。他は全て正常値だった。規定に従って半年後の3月にエコー検査するから来年1月に電話して日時を予約する。残暑の厳しい時期に苦労して何度もクリニックに通ったが終わり良ければ全て良しである。このクリニックは人間ドックが専門で最新設備を備え非常勤だが名だたる医師と看護師、スタッフが大勢いる。この日は100人程の現役サラリーマンが来院していて老人は少なかった。無事に術後1年が過ぎた、お世話になった有明病院の看護師AOさん、若いMさん方々の忙しく働いてる姿を思い浮かべながらクリニックを出た。会計5,280円
術後1年半経過
20.3.27(エコー 1回目 診察)胃ガン術後1年半の定期検査に行った。コロナ感染の危険がある高崎線に30分乗って東京駅まで行く。マスク姿で7時に自宅を出て早めの電車に乗ったが満員に近い混みようだった。ほとんどはマスク姿のサラリーマンだが、この状態でコロナに感染しないのは信じられない。感染経路不明な患者の多くは通勤客ではないだろうか。車両の揺れを両足で踏ん張って、つり革や手すりに触ない様に東京駅で下車。半年前と同様にスマホ頼りで20分歩いて三井タワークリニックに着いた。9時からエコー検査をして比企先生の診察を受け問題なしだった。次回は9月11日に胃カメラと採血をし25日に造影CTを受ける。ステージⅠaでも毎年胃カメラとCTを受ける。人間ドックでガン検診を受けると思えば良いのだが後期高齢者になってその必要があるのか疑問だがこれも神の思し召しだろう。備え付けの消毒液で手を何回も洗ってクリニックを出た。4月3日に血液検査の結果を聞きに来る予定だったが息子がコロナ感染するから止めるようにと電話があったので4/3はキャンセルした。日本のコロナパニックはこれからが本番なのかも知れない。会計2,040円。
術後2年経過
20.9.11(胃カメラ 2回目)胃ガン術後2年目の定期検査。胃の働きが悪くなっているので前日の昼夜食をトマトジュースだけにして、朝食抜きで酷暑の中をマスクをして6時45分に出発した。満員気味の電車に乗って8時少し前に三井タワークリニックに着いた。予約時間は8時40分なのでホールの待合用椅子に座って30分程待った。クリニックが開いたので受付を済ませ待合室で待った。コロナが流行っているので検診者の体温測定があり手をアルコール消毒した。看護師さんはマスクにフェイスシールドをしていたが物々しい雰囲気ではなかった。始めに採血をして血圧は110だった。暫くして胃カメラが始まり頭上のモニターを上目使いで息を殺して見入った。イレウス管の挿入に比べれば胃カメラは楽なものである。小指程の太さの長い胃カメラが胃の中に入ると未だ少し食べ物が残っていると言われた。前回の様に中止になるのかとドキッとしたがそのまま続行された。余程胃の働きが悪くなっているのだろう。組織採取用の鉗子付きワイヤーを入れられないかとビクビクしていたがそれは無かった。気のせいか前回より胃壁の色が良くなっている様に見えた。胃カメラが終わって内視鏡医師の説明を聞くと逆流性食道炎があると言われた。今日は比企先生の診察は無く次回9/25 9:30のCT検査の後に結果が出る。会計2,030円
20.9.25(CT 2回目 診察)先々週に続いてのCT検査。前夜は頭痛がして夕食抜きで早めに就寝した。朝は頭痛が治っていたので一安心する。朝食抜きで7:45に出発した。生憎台風の影響で小雨が降っていた。東京駅から歩いて9:00に三井タワークリニック到着。受付を済ませて待合室に入ると少しして看護室に呼ばれた。更衣室で検査着に着替え処置室で造影剤用の注射針を刺す。昨年注射針が刺さらなくて大騒ぎしたので看護師SMさんが今年は一回で成功させますとトライしたが…。今度は比企先生が刺したと同じ右肘位置に刺して成功した。二人してヤレヤレと安堵し部屋を移動しCT検査を受ける。造影剤は無事に入って検査は終了した。待合室で1時間程待って比企先生の診断を聞き問題ないと言われた。時々逆流性食道炎が痛むのでガスモチン5mgとパリエット10mgを1ヶ月分出して貰い服用すると胃の不快感が収まった。次回は来年2021/3/5(金)8:50からエコーと胃カメラの検査を受ける。看護師SMさんもコロナが心配と言っていたが早く収まるように祈りながら12時にクリニックを出た。会計3,370円。
術後2年半経過
21.3.12(エコー 2回目、胃カメラ 3回目)胃ガン術後2年半目の定期検査。前日の朝食は麦飯のおかゆだけを食べ、夕食は16:00に大根とブリの煮つけを少し食べた。当日は朝食抜きでマスクをして7:00に出発する。幸い良いお天気だった。コロナの緊急事態宣言中だが電車は粗満員で浦和から30分乗車して東京駅に着いた。何時ものようにスマホ頼りで歩いて三井タワークリニック8:10に到着。8:30に受付を済ませて待合室にいると予約通り8:50に看護室に呼ばれた。何時もの看護師SMさんが「お久しぶり」と言って血圧と採血をした。血圧は116であった。エコー検査待合所に案内され少し待って薄暗い検査室に入り15分程検査を受けた。次に胃カメラ検査に呼ばれた。何時もの様に小指の太さのケーブルを口から入れ検査が行われた。上目使いにモニターを眺めたが位置が悪くて見られなかった。検査後半に恐怖の鉗子ワイヤーが入れられ焦った。検査が終わって内視鏡医師の説明を受けたが逆流性食道炎と萎縮性胃炎があるが悪性の物は無いと言われた。胃に残留物があったので写真を見せて貰ったがブリの骨?の様な小さな物が写っていた。逆流性食道炎と共に胃の働きが極端に悪化している。そのあと比企先生の説明を受けたがエコーを含め問題無かった。血液と生検の結果外来は2週間後の3/269:00 予約になった。逆流性食道炎でパリエット10mgと大建中湯を3ヶ月分出して貰った。12時少し前に帰宅したが断食と検査疲れで体調が悪く翌土曜日まで寝込んでしまった。会計2,530 + 3,140(薬)=5,670円。
21.3.26(診察)3/12の検査結果を聞く。自宅を7:20に出発、クリニックに8:30到着。9:00から比企医師より結果を聞く。血液検査と胃カメラの組織検査は異常なしだが、逆流性食道炎が悪化しているのでパリエットと大建中湯を2ヶ月分処方された。次回は3ヵ月後の6/18(金)に再来して薬を貰う。コロナがまん延しているので行きたく無いのだが仕方が無い…。近頃は食道炎の痛みより、胃のもたれの方が酷くなって難儀している。お迎えが近のだろう。会計1,190円
21.6.18(予約)次回検査の予約とパリエットを貰いに行く。自宅を7:15に出発、クリニックに8:30到着、9:00に診察室に呼ばれる。比企医師にパリエット(逆流性食道炎)、ガスモチン(胃もたれ)、マグラックス(便秘)を三ヶ月分処方して貰う。息子が胃に効く薬は無いと言っていたからダメもとだろう。マグラックスは余ったらカミサンが使う。看護室で次回の検査予約をして、9/3(火)9:00 胃カメラ、9/10(火)9:40 CT、9/17(火)9:00 診察になった。3週連続で東京駅まで通うのは老人には辛いが仕方ない。夏が近づいたからか胃の具合は少し良くなっている。沢山薬を貰ったので心配したが安かったので安心した。誰が何と言おうと日本の老人医療制度は素晴らしい。会計1,960円。
術後3年経過
21.9.3 (胃カメラ 4回目)胃カメラ検査に行く。7:10に自宅を出発、小雨が降っていたので東京駅からの道を間違えたがクリニックには8:30到着。エレベータの階数を忘れ診察券で調べる、道に迷ったり忘れたりするからボケたのであろう。看護室で採血し胃カメラ検査室に入った。カメラの医師は女性だった、モニターは見えないが検査中の状況を話してくれた。幸い恐怖の鉗子ワイヤーを入れることなく無事終了した。検査結果は、逆流性食道炎改善、僅かな残胃炎、吻合部OK、発赤改善あり、で全般的に改善していた。次回9/10 9:40 CT。会計2,430円
21.9.10 (CT 3回目)CT検査に行く。7:15に自宅を出発。天気が良かったので三井タワークに8:20に到着。10分待ってクリニックに入る。検査着に着替え造影剤点滴注射針を射す。心配していたが幸い2回目で成功、CT検査は順調に終了。検査結果は来週 9/17 9:00 の診察で知らされる。コロナ禍だがクリニックは込み合っていた。検査疲れで帰宅してから直ぐに寝入ってしまった。会計2,490円。
21.9.17 (診察)検査結果を聞きに行く。先週と同じ時間帯でクリニックに到着。三年目にして最短の道順を覚えたから楽になった。検査結果は全て問題なしで一安心した。次回の来院は一年後だと思ったのだが造影CT検査の前にクレアチニンの血液検査があるので来年3月~6月の間にクリニックに再来しなければならない。予約なしで良いから楽だがコロナが収まりそうにないから心配である。クリニック往復で5時間も掛り来年77歳になる老人には酷でである。お迎え年齢だから検査は無意味な気もするが元気で長生きできるなら其れに越した事はない。大建中湯とパリエットを3ヶ月分貰った。会計1,770円。
22.6.3 (診察)クレアチニンの検査に行く。7:10に自宅を出発、三井タワークへ8:15に到着、10分待ってクリニックに入る。9:15に比企先生の診察を受ける。最近の体調を報告して大建中湯とパリエットを3ヶ月分処方して貰った。マグラックスは含まれて無かった。9/2(金)9:00に胃カメラとクレアチニン検査を予約した。9/9(金)14:40からCT検査を受けるが、クレアチニンの値が1.2以上なら造影CTは出来ない。現在1.1位なので腎臓の働きが悪化しないよう祈るのみである。会計1,670円。
術後4年経過
22.9.2(胃カメラ 5回目 と診察)胃カメラ検査に行く。7:00に自宅を出発。電車は超満員、これでコロナを収束させるのは凡そ無理だろう。東京駅から小雨の中を歩いてクリニックに8:10到着。採血(クレアチニン検査)の後、9:30に胃カメラをした。パリエットを飲まなかったので逆流性食道炎が再発していた。「胃残」(胃の中の残り物)が多量にあったが、ガンは無く一応無事に終了した。来週の9/9(金)14:40から造影CT検査があるが、クレアチニンの値次第でどうなるか分からない。大建中湯とタケキャブ錠を三ヶ月分貰ったから12/2(金)9:00に再診察を受けなければならない。まじめにパリエットを飲んでいれば良かったと後悔し薬がないとダメな身体になったのが分かった。会計3,220+1,350=4,570円 9/8に電話があり、クレアチニンの値が悪いので9/9(金)のCTは9/16(金)15:00に延期された。9/9(金) 13:00~14:00に比企先生から確認の電話がある。190830 cre1.12 200911 cre1.10 2103012 cre1.09 210903 cre1.07 220902 cre1.1?
22.9.16(CT 4回目)9/9(金)に看護師からOK電話があり、CT検査に行く。13:00に自宅を出発。14:30にクリニックに到着。看護師SMさんが右前腕に造影剤注射をトライしたが上手く行かず、何時もの右肘位置で納まった。撮影は無事終わったが今日は時間が遅いので読影出来ず、比企先生の診察は10/7(金) 9:30からになってしまった。今回の遅れは加齢の腎機能低下が原因だから来年は更に何らかの問題が出るだろう。既に大勢の友人知人が他界しているから、お仲間入りするのも近いだろう。会計2,440円。
22.10.7 (検査結果)7:50に出発したが、電車が遅れ大慌てで9:25にクリニックに到着。9:40に診察室に呼ばれ、結果は問題無しだった。クレアチニンcreは1.19なので来年の造影CTは無理かも知れない。腫瘍マーカceaは4.0から3.4に下がっていた。CT画像を見せて貰い、肺、すい臓など全く問題無いと言われた。胃もたれ治療に六君子湯(りっくんしとう)が2ヶ月分処方された。次回は12/2(金)9:00に診察を受ける。一病息災で注意して生活すれば80才までは大丈夫だろう。今月から75才以上の請求額が収入によって変わるのだが前と同じ10%だった。年金が少ないからだが10%で良かった。会計1,350円。
22.12.2 (診察)7:10に出発し、8:20にクリニックに到着。9:00に診察室に呼ばれ薬の効き具合を聞かれた。よく分からないと答えたので薬の処方は無くなった。腸閉塞の心配があるので大建中湯だけを貰ってクリニックを出た。来年9月で術後5年の最終検診になる。8月に電話予約で来院し採血でクレアチニンcreが1.2を超えないと良いのだが…。会計930円。
術後5年経過
23.7.28 (予約)クレアチニン改善で炭酸水とコーヒーを飲んで、8:30に出発。10:00にクリニックに到着。マイナカードと診察券で受付を済ませ、持参の水筒で炭酸水を飲む。胃ガンを患って早5年が過ぎた。今年で術後の定期検査は終了する予定である。比企先生にCTと胃カメラの予約、大建中湯1,5ヶ月分の処方をして貰った。処置室で問診表、検査同意書への記入、採血(クレアチニン検査)、血圧測定(135)をした。次回予約内容、「9/8(金)14:30 CT」。「9/15(金)9:00 胃カメラ、10:30 診察」。会計2,030円。
23.9.15 (胃カメラ 6回目 最終回)胃カメラ検査に行く。電車が止まっているとのニュースがあったので連日の猛暑の中を6:30に自宅を出発したが遅延は無く7:30にクリニックに到着。1時間近く待って8:30にマイナカードと診察券で受付を済ませ8:45に看護室に呼ばれ血圧(120)を計って9:15から女性内視鏡医による胃カメラが始まり9:45に終わった。未消化の残骸が大量にあったが、組織採取は無かった。所見は逆流性食道炎、食道裂孔、胃に未消化の残骸あり、吻合部OK、ガン再発なしだった。胃の中央部を切除すると胃の働きが悪くなり消化不良になると言われた。次ぎは9/29(金)10:40からCT検査をして同日の11:30に比企先生の診察を受けOKが出れば胃ガンは完治になる。多分問題無いと思うが明日のことは誰にも分からない…。会計1,660円。
23.9.29 (CT 5回目 最終回)電車の遅れが心配なので7:30に自宅を出発。予想通りの遅延で電車が滅茶苦茶に混んで途中、神田駅で常磐線に乗り換え9:30にクリニックに到着。10:00に看護室に呼ばれ血圧を測って、着替え室で検査着に着替えてから看護室で看護師SMさんに造影剤の注射をして貰う。10:40からCT検査を受け、11:45に比企医師から結果を聞いた。そして「胃ガンは完治した」告げられホッとする。胃カメラは続けるようにと言われ、検査結果表を貰った。不安なクレアチニンcre1.07で下がっていた。その他も異常なしだったから80才までは安心である。比企先生にお礼を言って診察室を出た。クリニックを出る時に毎回お世話になった看護師SMさんに会ったので、お礼を言ったら「もう来ないの?」と名残を惜しんでくれた。私も「会うが別れの始めとは…」であった。5年前にお世話になったガン研有明病院の看護師AOさんとMさんありがとう。会計1,660円。
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